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私のSV宣言バトン~クリエイター編 #07

GMOインターネットグループが大切にしている『GMOイズム』にある『スピリットベンチャー宣言』には、私たちの夢や社会に果たす役割などのミッション、それを成し遂げるための事業戦略が示されています。
私のSV(スピリットベンチャー)宣言バトンでは、パートナーにとって特に思い入れのあるスピリットベンチャー宣言の一節とエピソードを聞いていきたいと思います!

第7回目は、GMO NIKKO株式会社の菊野さんにインタビューしました。

【プロフィール】
菊野 くるみ(きくの くるみ)
GMO NIKKO株式会社
2013年、GMOアドパートナーズに新卒入社。
クライアントやブランドの課題に対して、広告クリエイティブ・Webサイト制作などクリエイティブで解決できること全般の企画・制作をおこなう。

ー 思い入れのあるスピリットベンチャー宣言を3つ教えてください

私たちには、自らが解決できる問題しか起こらない。今まで、私たちのところには100兆円の問題は起こったことが無い。私たちのところに起こる問題は、すべて「ちょっと努力が必要な」問題ばかりである。あなたに解決できない問題は、そもそもあなたには起こらない。

日々0.2%の改善が1年後には2倍の成果になる。

感情を表現しよう。泣こう、笑おう。すべてのことに感動しよう。

ー 3つのSV宣言を選んだ理由をそれぞれ教えてください

私たちには、自らが解決できる問題しか起こらない。今まで、私たちのところには100兆円の問題は起こったことが無い。私たちのところに起こる問題は、すべて「ちょっと努力が必要な」問題ばかりである。あなたに解決できない問題は、そもそもあなたには起こらない。

初めてこの一節をみたときは「100兆円」の規模が大きすぎて全然想像できなかったのですが、「あなたに解決できない問題は、そもそもあなたには起こらない。」という部分に、どんなことに挑戦してもいいんだ!と感じ、ずっと気になる言葉でした。

新卒入社したころは、なかなか要領がつかめずに何をやっても何かしらのミスをしたり、相手が求めるものと方向性がずれていたり……と、自分では100点だと思っていても、実際には90点だったという状況が続き、なかなか残りの10点の差を埋められず何か月も苦労しました。

先輩に相談したり、指摘されたことをリスト化したり、クライアントの気持ちになって確認をしたり……。自分の中のチェックリストを作ったことで、ミスを防ぎ、常に100点に近づけられるようになったんです。その時に「あなたに解決できない問題は、そもそもあなたには起こらない。」という言葉が頭をよぎりました。

それからは何か大変な局面ではいつもこの言葉を思い出して、自分を鼓舞するようにしています。

日々0.2%の改善が1年後には2倍の成果になる。

この一節を聞いたときに衝撃を受けました。「継続は力なり」とはよく聞きますが、それを数字として表したものは初めて聞いたからです。裏返すと、毎日0.2%怠るとマイナスにもなるんだ……とも思わされる恐ろしい数字です(笑)。

私はGMO NIKKOに新卒で入社し、約10年間在籍しているので、最近は入社当初の成長曲線が変わってきていると感じています。特に入社1~3年目は急激に上昇していましたが、今はその頃と比較すると、なだらかな曲線を描いていると思います。

私のキャリアはアシスタントデザイナーから始まり、今ではディレクター、プランナー、アートディレクターと肩書が増えたことで、1本だった自身の成長曲線が細分化されたと感じています。今回の案件ではプランナーとして成長したけど、アートディレクターとしては平行線だったなあと細分化して振り返るようにしています。

入社時と比較すると、求められていることが大きくなり、経験していないことを新しく創出する苦労があります。最近は毎日0.2%成長できたらいいなあと考えていますが、そんな順調にはいかず、2歩進んで1歩下がるといった具合で試行錯誤しています。

感情を表現しよう。泣こう、笑おう。すべてのことに感動しよう。

ビジネスの場で感情を表現する、そんな場面がくると入社時は思いもしませんでした。しかし、私の仕事は「クリエイティブ=感情」をつくる仕事です。だからこそ、できるだけポジティブな感情を表現できるように、強く意識をしています。

クリエイティブの仕事は、もやもやとしたよくわからない感情を言葉や絵であらわさないといけない仕事だと思っています。ユーザーのインサイトを見つけるなど、感情の因数分解をすることも一つの仕事です。そのため、言葉にするときには、なるべくいろいろな表現を使うように意識しています。

また私自身、クライアントに対峙する機会が多いのですが、クリエイターがクライアントと対峙するのは他の会社だと珍しいようなんです!たまに、営業に間違えられることもあります(笑)。営業メンバーは堅い印象でクライアントと着実に業務を進める人が多いので、クリエイターとして逆にフランクな人でいようと演じています。別の役割の人になることで、言いやすさを演出したり、仲良くなるきっかけづくりをしています。

クライアントも一人の感情のある「人」なので、仕事をしていく関係性をつくる上でも感情を出すようにしています。たとえば、できる限り顔や声色を見ながらお話ししたり、メールの語尾に「!」をつけるなど(笑)。TPOに応じてですが、テキストでも声が脳内再生されるように嬉しい感情をだすようにしています。


今回は、クリエイターの菊野さんにインタビューしました。
次回もお楽しみに!


GMOインターネットグループが日々実践するスピリットベンチャー宣言の全文はこちらのnoteで紹介しております。ぜひご覧ください。

Text & Directed by. Ami Ogata


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