私のSV宣言バトン~メンバーサポート担当編 #11
第11回目は、GMOドリームウェーブ 業務本部の藤島さんにインタビューしました。
ー 思い入れのあるスピリットベンチャー宣言を3つ教えてください
ー 3つのSV宣言を選んだ理由をそれぞれ教えてください
もともと私は、人に説明するのがすごく苦手なタイプでした。現在、GMOドリームウェーブでメンバーサポートとしてさまざまな特性を持つメンバーと関わるなかで、わかりやすく伝えることの重要性を感じています。障がいを持つメンバーのなかには、長い文章の中から必要な情報を抜き取って理解したり、どこが重要な箇所かを理解するのが苦手な方も多いです。また私も含めて、障がいの有無にかかわらず文章が長くなると何が言いたいのかわからなくなることってありますよね。
結論ファーストで何をしてほしいのかを端的に伝え、その後に工程や詳細を説明することで、理解促進に繋がり、作業の抜け漏れも少なくなったと感じています。
相手の時間を奪わないという意味での結論ファーストだけでなく、私たちが一緒に業務をおこなっている障がいをお持ちの方との業務上のコミュニケーションをとる時にも重要なポイントだと実感したので、この一説を選びました。結論ファーストは、言葉で説明するときだけでなく、Slackなどのコミュニケーションツールで伝える際も重要なポイントだと思っています。
GMOドリームウェーブで新しい受託業務を受ける際は、業務内容とメンバーの特性を考えたうえでマッチングをおこなっています。障がいの名前や、その障がいに対する一般的な特性がありますが、同じ障がいを持つメンバーでもお一人おひとりの特性の濃淡は千差万別だと感じています。「障がいをお持ちだから、この業務はできないだろうな……」と決めつけてしまうと、似たような性質の業務依頼が続いたときにどうしてもある一定のメンバーに業務が集中してしまい、パンクしやすくなってしまいます。
「この業務はできなくてしょうがない」と一方的に決めつけずに、メンバーにヒアリングしたり、業務を別の視点で分解するなど多角的に検討することで、新たに対応できるメンバーが増え、アサイン先が広がりました。そうすることで、業務をもともと対応していた既存メンバーの負担も減り、新しくアサインされたメンバーも対応できる業務の範囲が広がり、言葉にはしないものの嬉しそうな雰囲気を感じました。
日々の業務の中で、先入観にとらわれず、いろんな可能性を考えながらアタックしていくことが大切であると実感しているので、この一説を選びました。
入社いただくメンバーにはこれまでの学生生活や社会生活のなかで、「自分はできないんだ……」という考えがしみ込んでしまっている方もいます。私たちから見ると、とても素敵な能力をたくさん持っているのに、それを活かしきれていない人が多いんです。そういう方がよく使う言葉に「すみません」「ごめんなさい」があります。他のパートナーから業務に対するアドバイスされたときに謝ってしまったりと、謝る状況ではないのに、 謝る言葉を使ってしまうことが多くて...。そこで、改善に向けた小さな一歩として、こういう時は「ありがとう」を言おうと根気強く伝えています。
「ありがとう」が増えていくことで、メンバーの表情が明るくなったり、「できることが増えた!」とポジティブに変化していく姿を見て、”人間の行動の9割は習慣である”が思い浮かびました。自己肯定感を上げるような習慣が、チャレンジ精神や今後のステップアップへの行動に繋がっていると実感しています。
また、おっちょこちょいな方、小さいミスをよくしてしまう方もチェックリストを使用することを習慣化することで、ミスを減らすことができました。習慣はとても大切だと思います。
今回は、メンバーサポート担当の藤島さんにインタビューしました。
次回もお楽しみに!
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