【後編】新卒No.1の先輩に、入社から今後のキャリアビジョンまでを聞きました。
GMOアドパートナーズの連結会社であるGMO NIKKOで営業職として活躍する天野さんにお話を聞きました。今回は前編に続き、天野さんインタビューの後編「入社から今後の展望まで」をお届けしたいと思います。
入社してからの印象
ー入社して1番驚いたことやギャップはありましたか?
大きなギャップはなかったです。ただ本当に驚いたのは、営業の先輩が本当に優しくてびっくりしました(笑)。社会人になるので身構えていたんです。なんとなく、インターネット広告業界は怖い先輩に毎日怒られそうという勝手なイメージがあったんですが、先輩たちは丁寧に的確に教えてくれます。忙しそうなのに手を止めてこちらに体を向けて説明してくれるので、私の持っていたイメージと違い驚きました。
ー良いギャップだったんですね!
面接の時からこの会社の人は、人が良さそう、優しそうとは感じていたんですがそのイメージは変わらず、むしろ想像よりももっと丁寧で優しかったです。入社してからずっと同じチームに所属しているのですが、先輩たちにはとてもお世話になっています。
ー社会人になって困ったことはありましたか?
学生と社会人のギャップでつまづいたのは、マルチタスクですね。先輩から指示をうけて対応することが1つではなかったので、それを定時内に終わらせることに最初のころは苦戦していました。分析やロールプレイングの資料をつくったり......うまくタイムマネジメントができずつらいと感じていました。
ー一気にタスクが増えますもんね。マルチタスクはどうやって解決していきましたか?
マルチタスクはいまだに大変だと感じていますが、最近ではSlackを使ってタスクの分別をしています。箇条書きで書きだしたタスクをあまり優先順位が高くないもの、すぐにやった方がいいものなど、期日も含めて整理してから楽になりました。そして、すぐにできる仕事はすぐにやること!タスクが10個あると思っても、そのうちの4個はすぐ終わるものだったりします。なので、すぐできることはすぐやることを意識しています。
ーSlackでタスクの管理をしてるんですね
コミュニケーションはほぼSlackなので、下書きに何月何日に依頼や、依頼済みのものにはボールの絵文字を記載してタスクの進捗を管理しています。依頼して終わってしまうと戻しを忘れてしまうので、依頼後の印としてボールの絵文字を記載しています。スレッドなども併せて記載するととても便利です。Slackを使いこなしながら管理をしているので、コミュニケーションツールがSlackでなくなったらとても困ります(笑)。
一緒に働く仲間
ー同期とはどのような関係ですか?
同期とも本当に仲が良いです。仲が良いだけでなく、困ったことや初めての対応の時に同期のSlackチャンネルで質問をすると、数分以内にすぐに回答をくれて解決しています。ただプライベートで仲良しなだけでなく、仕事面でもかなり支えられている仲間です。お互いにおめでたいことがあるとお祝いしたり、つらいことがあるとちょっと飲みに行ったり、良い仲間です!
ー完全在宅勤務期間の入社でしたが、同期とはいつ頃から仲良くなりましたか?
入社した2020年4~5月は完全在宅勤務だったので、オンライン飲みをやっていたのですが、なかなかオンラインだとコミュニケーションをとるのが難しかったです。2020年6月から実際に会社に来られるようになってから、ちょっとずつコミュニケーションが増えて仲良くなってきたと思います。
インターネット広告代理店の働き方
ー働き方はどうですか?
イメージよりも働きやすかったです。フレックス制度があることが大きいですね。営業の仕事はどうしても波があると思います。なぜかクライアントとのコミュニケーションが少ない月と、相談を多くもらう月など。仕事が落ち着いていたらフレックスのコアタイムのみですぐ帰ることもできますし、忙しい時は少し残業するなどバランスが取れているので働きやすいと感じています。
ー残業はどのぐらいしてますか?
月によりますが、平均20時間ぐらいだと思います。9月は19時間でした。早く帰っている月だと10時間ぐらいのこともありますね。今月は先輩の案件の引継ぎや、クライアントの提案も重なっているので少し忙しいです。
繁忙期でいうと、クライアントの期末のタイミングが忙しくなります。
入社1年目を振り返って
ー入社2年目になりますが、今まででつらかったエピソードはありますか?
1年目の2月に新人賞GRA(Growth Rookie Award)の大詰めとちょうどコンペが重なったときが一番つらかったです。新人賞も絶対に大賞を取りたかったので、ほぼ毎日ミーティングを設定していました。ミーティングをするとその都度修正すべき点をアドバイスしてもらっていたので、次のミーティングまでに修正しなければいけない。日中はコンペに向けて社内外から連絡が来ている状態だったので、マルチタスクをこなさなければならず、かなり大変でした。
ー新人賞の準備とコンペへの提案準備を一緒に進めなければならず大変だったと思いますが、どういうモチベーションで頑張っていましたか?
一番のモチベーションは、とにかく新人賞で1位を取りたかったんです。そのためには、このコンペの受注もかなり後押しになると考えていました。新人賞で大賞をとる!という強い気持ちでがむしゃらに働いていましたね。
ー新人賞を取りたいと意識したタイミングはいつ頃でしたか?
新人賞意識したタイミングは遅かったと思います。新人賞の告知のタイミングから実感がわいてきたので、11月ぐらいですね。出るなら絶対1位取りたいと思っていました。
ーGMOアドパートナーズの新人賞だけでなく、GMOインターネットグループの新人賞も獲得しましたね。どういう気持ちでしたか?
今までお世話になった先輩方にやっと恩返しができたこと、たくさん指導いただいた結果を表彰いただいたことが一番嬉しかったです。それぐらい上司の方には何十時間、何百時間と時間をいただき、いろいろなことを教えていただいたので、受賞できてすごく嬉しかったです。
ー一番うれしかったエピソードも教えてください
一番うれしかったことは、一番つらかった時期のコンペを受注できたときに、クライアントから「満場一致でGMO NIKKOでした」とフィードバックをもらえたことです。本当にうれしかったです!
ー満場一致で選ばれたポイントはなんだと思いますか?
フィードバックいただいたのは、提案資料の市場分析のパートがクライアントが抱えている課題とGMO NIKKOが提示した課題がマッチしたことでした。「課題が一致していたので提案内容が頭に入ってきやすかった。クリエイティブでも一番注力したいと思っていたところを提案してくれた」と言っていただけたので、期待に応えられたと感じています。
また、受注に至るまでほぼ毎日クライアントと電話していたので、距離を縮められたことも大きかったと思います。
ー毎日電話するのもなかなかできないですよね
メールよりも電話の方がより距離が縮められると思っていました。提案の内容ももちろん重要ですが、クライアントの担当者の心をつかむこともコンペでは重要だと考えていたんです。些細なことでも電話をして、どのあたりが受注のポイントかなど、メールでも完結できることもあえて電話をしていろいろな話をヒアリングしていました。
今後のキャリアビジョン
ー新人賞も終えて、今の仕事のモチベーションを教えてください
どんどん仕事を任せてもらう機会が増えてきていることが、今のモチベーションの一つです。そしてもともと負けず嫌いな性格なので、他の人に負けたくない、同期や近い先輩よりももっと上に行きたいという気持ちがモチベーションになっています。
ー今後のキャリアビジョンを教えてください
私のバディである女性の上長をずっと見ていたので、女性マネージャーにかっこいいという憧れがあります。そうなるために、まずはリーダーを目指しています。2年目の間に大きな案件も一人でフロント営業を担当し、自分で拡大できるようになりたいです。自分一人で数字が作れるようになること、これが足元の課題であり、達成したいと思っていることです。
2022年には3年目になります。春には新卒が入ってきて、自分が指導してあげられる後輩が増えます。その時には、後輩が数字をつくる手助けができるようになりたいです。そのためのステップとして、社内の大手ナショナルクライアントの営業担当に立候補をしました。
ーどうして手を挙げたんですか?
良くも悪くも営業はお仕事が選べないと思うんです。同期は大手ナショナルクライアントを担当しているメンバーも多かったので、私も2年目のうちに担当したいと思い、手を挙げました。
ー天野さんの理想の先輩像を教えてください
上司でありながらも口で指導するだけではなく、背中で魅せられる上司になりたいとアルバイトをしていた時からずっと思っていました。口で言うのは簡単だと思うんです。上に行くと口ばかりで自分は意外と動いていない人も中にはいると思います。私はそうではなくて「この人みたいになりたい」と思わせられるような、上司でありながらも一人のプレーヤーとして動いていきたいと思っています。
インタビュー後編も最後までお読みいただきありがとうございました。
今回はGMO NIKKOの天野さんに入社後のギャップや入社1年目について振り返ってもらいました。前編はこちらをご覧ください。
GMOアドパートナーズでは2023年度 新卒採用をおこなっています。
最新情報はこちらをご覧ください。