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私のSV宣言バトン~千明龍之佑選手編 #08

GMOインターネットグループが大切にしている『GMOイズム』にある『スピリットベンチャー宣言』には、私たちの夢や社会に果たす役割などのミッション、それを成し遂げるための事業戦略が示されています。 私のSV(スピリットベンチャー)宣言バトンでは、パートナーにとって特に思い入れのあるスピリットベンチャー宣言の一節とエピソードを聞いていきたいと思います!

第8回目は、GMOインターネットグループ陸上部に所属しGMOアドパートナーズ採用戦略本部で業務をおこなっている千明さんにインタビューしました。

 【プロフィール】千明 龍之佑(ちぎら りゅうのすけ)
群馬県・農大二高出身。高校から陸上競技を始める。
早稲田大学卒業後、2022年4月GMOインターネットグループに新卒入社。
GMOインターネットグループ陸上部に所属し、5000m・10000mでオリンピックを目指す傍ら、GMOアドパートナーズ 採用戦略部の一員としても業務をおこなっている。

2021年6月 第100回関東学生陸上競技選手権大会男子1部5000m 第3位
2021年6月 第105回日本陸上競技選手権大会5000m 第8位

-思い入れのあるスピリットベンチャー宣言を3つ教えてください

困難は成長のための試練である。チャンスと捉え、立ち向かおう

変化を楽しもう。あなたは必ず変化する。人は気持ちで変化する

常に頭を働かそう。考えずに同じことを繰り返さない。思考停止は成長停止

ー 3つのSV宣言を選んだ理由をそれぞれ教えてください

変化を楽しもう。あなたは必ず変化する。人は気持ちで変化する

競技をする際に感じるのは、変化を楽しむことができる選手は競技力が向上していくということです。陸上競技のトレーニングは常に変わっています。常に最新情報をキャッチし、世界のトップ選手の練習方法を早めに取り入れてライバルと差をつけることが重要です。時にはトレーニングメニューを大幅に変えることもあり、その変化に対応できるかどうかで結果が大きく変わります。これまで、自分の練習スタイルを変えようとせずに、過去の成果にしがみついて変化を受け入れないまま周囲に取り残されてしまう選手を多く見てきました。
 
私もケガの後、ケガをする前のランニングフォームを再現しようとして失敗しました。過去の良かった時とケガの後では体重や筋量なども変わっており、再現することは不可能でした。その時にプロランナーである大迫傑さんにフォームについて質問しました。その時大迫さんから、「過去のフォームは過去のもので再現する必要はない。今一番楽にスピードが出るフォームで走るだけだよ」とアドバイスをいただき、その答えにとても納得しました。私はそれ以降、日々変化を受け入れ、その時々で「スピードを出すのに一番楽なフォーム」で走ることを心がけています。

困難は成長のための試練である。チャンスと捉え、立ち向かおう

スポーツをするうえで困難はつきものです。
スポーツ選手は毎年ベストなパフォーマンスを求められます。今までの練習で出たタイムを更新するには、練習のレベルを上げる必要があり、これを何度も繰り返しています。つらいトレーニングを繰り返えしていくことは大きな困難です。
また、ケガも困難として立ちはだかります。
私は昨年、半年以上ケガに悩まされ、心が折れそうになった時もありました。しかし、ケガを克服するためにフィジカルを強化する時間だと考え、取り組みました。走っているときには疲労などで出来なかった筋力トレーニングや、苦手だったトレーニングを徹底的に取り入れ、克服しました。その結果、今までの課題だった上半身の筋力を6㎏増量させることができ、今年は10000mで自己記録を更新することができました。
 
困難をチャンスと受け止めることで、成長することができたと感じています。

常に頭を働かそう。考えずに同じことを繰り返さない。思考停止は成長停止

私は競技をするうえで、このことを常に意識しています。ケガをしてしまったときやレースで失敗してしまったときには、成長のチャンスだと捉えています。ケガをした際には「練習は適切な強度だったか」「日々のケアを怠っていなかった」などを振り返り、同じケガを繰り返さないようにしています。

レースで失敗した際には「レース中の位置取りやペース配分は適切だったか」などを考え、自身の経験として蓄積させるよう努めています。初めての失敗は自身のミスに気づく機会だと考え、同じ過ちを繰り返さないよう意識しています。
これからも考え続けることで、常に成長し続けたいと思っています。


今回は、千明さんにインタビューしました。
次回もお楽しみに!


GMOインターネットグループが日々実践するスピリットベンチャー宣言の全文はこちらのnoteで紹介しております。ぜひご覧ください。

Text & Directed by.Ryunosuke Chigira
Edited by.Momoko Aoyama

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