【後編】21卒エンジニアが新卒研修から今後の目標まで語ってみた。
2021年4月、GMOアドパートナーズの連結会社であるGMOアドマーケティングに新卒入社した、岸田さんにお話を聞きました。今回は前編に続き、岸田さんインタビューの後編「新卒研修から今後の目標まで」をお届けしたいと思います。
新卒研修で学んだ会社の文化
ー4月1日におこなわれたオンライン入社式はどうでしたか?
入社式は緊張しましたね。いよいよ社会人になるのか……と(笑)。
Zoomの集合写真は統一感が出て、その場で並んで撮るのと変わらないくらい入社したんだなと実感することができました。
自宅から参加したのですがちゃんと入社した実感が湧きました!
ー入社式を終えたあとはどのように研修がスタートしましたか?
研修のスケジュールは以下のとおりでした。入社してすぐにGMOインターネットグループの研修からスタートしました。
ーGMOインターネットグループ合同研修はどうでしたか?
GMOインターネットグループの歴史、事業内容、ビジネスマナーなど、基本的な研修に加え、チームビルディング(GMOの新規事業を開拓してみる)をみんなで作ってみようという研修もありました。
研修を通じて驚いたのが、みんな積極的で楽しい方向に持っていく人が多かったことです。大学の頃は「単位取れたらいいや」ってやる気のない人が必ず1人はいたんですけど……(笑)。
入社して出会った同期は「これをやりたい!」となると、全力で意見を出して全員やる気になって楽しい方向に進ませようとするメンバーばかりでした。
例えば、「リスクが少ない無難な企画」と「リスクはあるけどおもしろい挑戦」の2択があった場合、大学生の頃は泣く泣く前者を選んでいました。ですが、GMOインターネットグループは圧倒的に後者の「おもしろい挑戦」を選ぶ人が多くて楽しいと感じました。
ーGMOアドパートナーズの「ともにつくろう研修2021」はどうでしたか?
率直に楽しかったです(笑)!
たくさん交流を深めることができたと思います。
GMOアドパートナーズ連結の各社社長のお話を聞くことができたり、現場で活躍する先輩たちから直接お話を聞くことができたり、とても楽しかったです。GMOインターネットグループの中でも各社雰囲気が異なるんだなとあらためて感じました。
ーGMOアドパートナーズで働く人の雰囲気はどうでしたか?
GMOアドパートナーズは余裕があって話もおもしろい方が多く、明るい雰囲気です。私はガツガツしすぎてたり、真面目すぎる雰囲気はあまり得意ではないのでとてもちょうど良い環境ですね。
同期ともかなり仲良くなれたと思います。冗談好きな同期も多いので毎日楽しいです。週末は一緒にゲームして遊んだり、仕事以外でも楽しく過ごせています!
ー配属先となるGMOアドマーケティングでの研修はどうですか?
最近はWebアプリケーションを開発しています。
データベースを自分で作るところからスタートしたのですが、わからないことは自分で検索しながら進めています。
大学時代は機械学習しか勉強してこなかったので最初は不安でしたが、先輩方が丁寧に教えてくださるので日々上達しているのを感じています。
GTB エンジニア研修で学んだこと
ー新卒研修の中で1番大変だったプログラムは何ですか?
5月におこなれたGTB(※)というグループ横断の研修ですね。ITエンジニアとして働くにあたって必要な知識をほぼ網羅して学ぶことができ、最後にはアウトプットできる良い研修でした。
ーGTBでは、おもにどんな課題が出ましたか?
「成果物を作ってください」という広いテーマで課題が出ました。いくつかのグループに分かれてアプリを開発するのですが、みんな初めての経験なので「どんなサービスが良いか」と意見出しからおこないました。
今まではコードを書く経験しかありませんでしたが、必要な画面の遷移を考えて、そこに合わせてコードを書いて……と一つずつ進めていきました。
実際にソースコードを書いて、バグが起きたら修正したり、と大変でしたが実際の開発業務もこんな感じで進むのかなと思うと楽しかったです。
ー新卒研修に参加するにあたって不安なことはありませんでしたか?
人事や先輩方のフォローが手厚かったので不安なことは特になかったです!
わからないことがあったらすぐに相談できる環境が入社前から用意されていたのでとても助かりました。
GTBの課題に関してもGMOアドマーケティングの先輩方がとても親身にアドバイスしてくださって……。本当に皆さん優しいんです。
GTBの研修締めくくりとなる成果発表の際には、GMOインターネットグループのいろんな人が参加してくれて「いい発表だね!」「おもしろいね」と感想をいただけたことがとても嬉しかったです。
ーグループ内での交流や横のつながりを作ることできましたか?
できました!
一つのものをみんなで作るので、自然と仲良くなりました。社内で会うと「久しぶり!」と軽く近況報告をしあったり、ランチを一緒に食べたりしています。
GMOインターネットグループには福岡県北九州市に「GMO kitaQ」という北九州オフィスがあるのですが、北九州オフィスの同期とも仲良くなって、東京に来るときはご飯行こうと話しています。
GTBがはじまった当初はぎこちなかったのですが一つのものを作っていたら自然と仲良くなるんだなと思いましたね。
ーGTBに参加してよかったなと思うことは何ですか?
自分の中で開発における判断基準ができたことです。
教わったこと・学んだこと、すべて身になることがベストですが、それはなかなか難しいので、頭の中で「これはできそう」「わからない」という判断基準を持てたことがとても大きいです。
「この技術なら自分で調べながらできそう」「これはまったくわからないから自分一人で進めるのは難しい」と自分で判断できるようになりました。
ー基準ができると業務を進めるスピードも上がりそうですね!研修の前後で何かギャップありましたか?
言葉の軽さと実際進める開発工程のギャップを実感することができました。
「ログイン機能を実装しよう」と言葉で言うのは簡単ですが、実際にアプリを開発する上で、ログイン画面を実装する際に難易度を痛感しましたね。
「ID・PASSを保存するデータベース」「ID・PASSを入力する覧」「不正がおこわれないような処理」「ログインした時にその人を判定する処理」
など、どれだけ大変か身をもって実感できました。
自分たちで形を作っていくことが初めての感覚だったので完成した時は、我が子が生まれたような嬉しさを感じることができました(笑)。
ーGTB研修後に自身で成長を実感できるほどの経験をされたのですね。
基礎知識を頭の中に用意できるようになったのでとても成長を実感しました。研修前は右も左も分かりませんでしたが、業務に対する解像度が上がったように感じます。
要件定義からしっかり決めて、開発していく具体例が浮かぶようになり、自分が働く際にどんなことをやっていくのかいろんな面で学ぶことができました。
今後の目標について
ー岸田さんは今後どんなエンジニアになりたいですか?
「GMOアドマーケティングのエンジニアです!」と胸を張って言えるようなエンジニアになりたいですね。幅広い知識を持った上で、一つ特化した分野を持ちたいなと思います。
入社前までは一つのジャンルに特化できたらうまくいくと思っていましたが、レベル高いエンジニアの先輩方を見ていると一つではなく、全体的に全部知っているんだなと思いました。
自分が特化してる分野とは異なる領域でもきちんと必要な要件について話している先輩たちの姿にかっこいいなと思いました。
ーエンジニアとして成長するため、岸田さんが今特に頑張っていることを教えてください。
教わったことをまとめたり、自分でコードを実際に書いて確認してみたり、とにかく学んだ内容をアウトプットすることを意識して頑張っています!
GMOインターネットグループの全体研修やGMOアドパートナーズの先輩の話を聞いたり、GRA(※)を見たりしていると、みんな当たり前のようにアウトプットが多いと感じました。
私も本に書いてあるコードを実際に書いて確かめてみるとか、学んだことを組み合わせて何かプログラムを作ってみるとか、手を動かして学んだことを形に残すよう意識していきたいなと思っています。
ーさいごに1年目の目標について教えてください!
「とにかくなんでもチャレンジする!」が目標です。
尻込みしないように、勉強会でもセミナーでも参加できるものはなんでも参加して自分の身に落とし込んでいきたいと思っています。
1年後には何か自慢できる自分の技術を一つでも多く身につけたいので頑張ります!
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回はGMOアドマーケティングに新卒入社した岸田さんに就職活動から入社まで振り返っていただきました。前編はこちらです。
現在、事業拡大にともない、新卒・中途ともにエンジニアメンバーを募集しております!皆さまからのご応募お待ちしております。