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私のSV宣言バトン~吉田祐也選手編 #09

GMOインターネットグループが大切にしている『GMOイズム』にある『スピリットベンチャー宣言』には、私たちの夢や社会に果たす役割などのミッション、それを成し遂げるための事業戦略が示されています。 私のSV(スピリットベンチャー)宣言バトンでは、パートナーにとって特に思い入れのあるスピリットベンチャー宣言の一節とエピソードを聞いていきたいと思います!

第9回目は、GMOインターネットグループ陸上部に所属兼GMOアドパートナーズ採用戦略部で業務をおこなっている吉田選手にインタビューしました。

【プロフィール】
吉田 祐也(よしだ ゆうや) 
青山学院大学卒業後、2020年4月GMOインターネットに新卒入社。
GMOインターネットグループ陸上部に所属し、マラソンでオリンピックを目指す傍ら、GMOアドパートナーズ株式会社 採用戦略部の一員としても業務をおこなっている。

-思い入れのあるスピリットベンチャー宣言を3つ教えてください

経営はすべて逆算思考。目的・ゴールから考えよう。

言葉は言霊(ことだま)。知らず知らずのうちに人を傷つけてしまうこともある。言葉遣いに気を付けよう。

結論ファースト。

ー3つのSV宣言を選んだ理由をそれぞれ教えてください

経営はすべて逆算思考。目的・ゴールから考えよう。

経営においても重要なことですが、スポーツの世界でも同様です。私は「今、抱えている問題点」「現時点での状況」といった現在の視点から「自分にできることは何か」「今、自分がやるべきことは何か」を考えることで、問題を一つひとつ解決していくことを意識しています。

逆算思考のメリットは、ゴール・プロセス・スケジュールのそれぞれを明確にでき、目標との距離感が掴みやすい点にあります。「ゴールを達成するために自分が何をやるべきなのか」といった段階的・具体的な計画の立案を可能にし、自分が取るべき行動を具体的に把握できるため、最初の一手に着手しやすくなります。

私の中で「目標達成」のための逆算思考をするうえで意識していることは、自分の目標分野において実際に成果をあげている人(ないしは尊敬している人)を見つけて、その人のやり方を徹底的に調査し、真似をしてみるということです。

前述の方法はあくまで机上のタスク設計なのでいくら厳密に検証しても、実際に実行してみると思わぬ落とし穴が潜んでいることも多いです。そう考えると、誰かが実際にやってみて成果をあげたノウハウというのは一日の長があります。

そして、もし目標となる人を見つけられたなら、活字などの間接的な情報だけでなく講演や直接の会話など、できるだけその人の生の情報に触れるようにしています。そうすることで活字では表現することが難しい想いや熱量なども感じることができますし、目標を達成した姿を具体的にイメージできるようになるからです。


言葉は言霊(ことだま)。知らず知らずのうちに人を傷つけてしまうこともある。言葉遣いに気を付けよう。

私自身は、どちらかといえば後ろ向きに物事を考えがちな性格なのですが、GMOインターネットグループ陸上部という組織に属している以上、そういったマイナスな雰囲気をチームにもたらさないように心がけています。

とりわけ学生スポーツに打ち込んでいた時から意識していたことは、否定的な言葉を発しないように注意することです。発した言葉によって、自分や他人のモチベーションを上げたり、反対に傷ついたりするからです。「どうせダメだよ」と言われるのと、「絶対できるよ」と言われるのでは、言葉を受け取った時の気持ちが随分と違ってきます。

また、そういった否定的な言葉を使う人たちは、発する言葉の重要さに気づいていません。そして悪い言霊が自分に返ってくる事も知らずに使っているのです。いつも否定的な言葉を使う人といると、自分のポジティブな面を打ち消してしまい、何だかネガティブな思考になってしまいます。文句や愚痴ばかり言う人は、周囲の人の運気も落とすと私は考えます。

自分で自分をネガティブな考えにしてしまう事も当然あるので、自分のためにも周囲の人もためにも、普段から言葉遣いには注意を払っています。


結論ファースト。

仕事でも結論ファーストの考えは役に立ちますが、スポーツでもコーチや選手間での議論にも有効です。私が「結論ファースト」を取り入れる際に意識していることは、「仮の結論をつくってから始める」ということです。

結論が出ていない段階だと、たとえば情報収集をおこなうにしても、「情報は多ければ多いほどベター」と考えがちです。しかし、内容が固まっていないまま収集を始めても、やみくもに資料を集めるため時間がかかるうえ、「企画が実際に決まってみたら不要な資料も多かった」といったムダが生じやすいからです。こうした時間のムダを防ぐために、まずは現段階で導き出せる結論を仮決定し、その結論に沿った資料を集めいきます。調べていく段階で結論が変わることもある。それでも、テーマを決めずに調べ始めるよりははるかに生産性が高いはずだと考えています。

しかし実際にはそう簡単ではなく、何が結論になるかは一意に決まるものではなく、相手に合わせて柔軟に決めるべきものであるため、意識づけをするにもそういった習慣をつけ、会話の際に論理的に考える必要が重要であると思っています。GMOインタ-ネットグループではもちろん、陸上部内でも難しい話を聞くときにも理解しやすいので、良い文化だと感じています。


今回は、GMO吉田選手にインタビューしました。
次回もお楽しみに!


GMOインターネットグループが日々実践するスピリットベンチャー宣言の全文はこちらのnoteで紹介しております。ぜひご覧ください。

Text & Directed by.Yuya Yoshida
Edited by.Momoko Aoyama

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