新卒史上初!?他部署へのキャリアチェンジ
GMOアドパートナーズに新卒で入社したパートナー(社員)に、入社後どんな経験をしてきたのかキャリアのあゆみ、それぞれが描く未来についてインタビューする新連載がスタートしました!
今回は、2020年4月にGMO NIKKOに新卒入社し、メディア部に配属後、GMO NIKKOでは新卒メンバー初となる部署異動を経験した瑞慶山さんにお話を伺いました。
モチベーショングラフでみる就活から現在
ー簡単に現在どんな仕事をしているか教えてください。
現在は営業職として、主にクライアントのマーケティング課題を解決するため、さらにはその先にある企業成長を手助けするために、広告という手段を使ってサポートしています。僕は特に旅行業界をメインで担当しています。
ー今回は新卒入社してからのモチベーションの推移をグラフにしてもらいました。このモチベーショングラフを見ながら学生時代、入社から現在までどんな経験をされてきたのか、伺いたいと思います。
起業したいと思っていた学生時代
ー学生時代はどんなキャリアプランを考えていましたか?
僕は小学生の頃から起業したいと漠然と考えていました。幼い頃から野球をずっとやっていてグローブ、バットといった野球の道具が大好きだったので、野球ショップを経営したいと思っていました。だから大学も起業について学べる学科を選び、就職活動でも将来的に自走できるように短いスパンで幅広いビジネススキルを身につけられるような業界、企業に入社したいと考えていました。
ー起業したいと思っていたところ、インターネット広告業界に興味を持ったきっかけはなんですか?
就職活動を始めたばかりの頃は広告業界は考えていませんでした。なんとなくかっこいいという理由で商社や証券といった業界を中心に企業探しをしていたのですが、大学4年生の頃、ベンチャー企業のインターンシップに参加した際に、インスタグラマーの方とお会いし、インフルエンサーや広告に間近で触れたことで広告業界に興味を持ちました。
広告業界の中でもインターネット広告は、常に新しい知識や考え方を学ばないと最新のメディアや広告の手法についていけない、移り変わりの激しい業界だと思います。そのような環境に身を置いて常に自己成長し続けたいと思い、最終的にはやりたいことと、自分自身のためになることの両方を叶えられるインターネット広告代理店に入社したいと考えるようになりました。
ーGMO NIKKOに決めた理由はなんですか?
面談や面接を通して、「この人かっこいい」「この人なら尊敬できる」と思える人にたくさん出会えたことです。GMO NIKKOの選考官たちは面接らしくなく、とてもラフに話してくれました。また私が緊張していることを汲み取って、優しい言葉をかけてくれる方ばかりで、思いやりのある人が多いと感じ、ここで働きたいと入社を決意しました。
1年目。希望部署とは異なるメディア部へ
ーメディア部の仕事について教えてください
メディア部の仕事は大きく2つです。1つは「媒体担当者」としての業務です。具体的にはYahoo!、Googleなどの媒体社の担当者とコミュニケーションをとり、最新のアップデートや他社の動向などの情報入手、インセンティブ設定の交渉などをおこなっています。
2つめは「プランニング」です。主に営業職のメンバーからの「与件に適した媒体を探してほしい」という依頼に対して、各媒体の広告の仕様に関する知識が深いメディア部ならではの知見を活かして、プランニングの提案をしています。コンペに入ってどんな媒体選定がいいのかを提案することもあります。
ー元々メディア部を希望されていたんですか?
僕は元々営業志望でした。面接の時も営業志望と伝えていましたし、先輩方も基本的に志望部署に配属されると聞いていたので、当然営業部に配属されると思っていたんです。でも入社してみたら、新卒の中でただ一人メディア部に配属されました(笑)。
配属が発表された時はメディア部がどんな仕事をしている部署なのかも分からず、「なんで自分だけ営業志望なのに別部署に配属されたんだろう…….。」と戸惑いました。
ーご自身的にはどうして瑞慶山さんは営業ではなくメディア部に配属されたと思いますか?
メディア部は社内のたくさんの方と関わる機会が多いので、誰とでも仲良くなれる僕の人当たりの良さを買っていただいたのかもしれないです(笑)。
ー営業職の方はさまざまな人と関わるイメージがあるのですが、メディア部もたくさんの方と関わるのですね!
営業は、基本的に1つのクライアントに対してチームを組んで仕事をしています。そのため自分の案件以外のクライアントには関わりません。社内では色々な職種の人と関わる機会はありますが、ある程度特定されてきます。
一方で、メディア部はさまざまな案件を担当している営業やコンサルタントのメンバーから、媒体に関する質問や依頼があります。僕たちもコンペの提案メンバーに入ることもあるので社内だけではなく、さまざまなクライアントと関わる仕事です。
ーそうなんですね!モチベーショングラフを見ると、予想外の配属にモチベーションが下がった後、急激に上がっていますね。どうやってモチベーションを上げたのですか?
メディア部で私のバディを担当してくれた1つ上の先輩のおかげでモチベーションを上げることができました。その方も新卒入社後、ただ一人でメディア部に配属されていました。私と全く同じ境遇だったので、私の気持ちも一番理解してくれましたし、親身に相談に乗ってくださいました。
「戸惑っている時間は勿体ないよ。」と声をかけてもらったのを今でも鮮明に覚えてます。その一言で僕も前向きに仕事に取り組むことができました。
ー先輩のサポートもあって前向きにメディア部でお仕事できていたのですね!
はい!メディア部は基本的に依頼を受けることが多い部署なので、知識がない当初は「こんな質問わからない!」という難しい質問がくることもあり、困惑することも多々ありました。しかし、そのおかげでメディアについての知識はもちろん、何事も自発的に取り組むこと、社会人としての基礎をしっかり学ぶことができたと感じています。
また新卒で唯一のメディア部配属だったからこそ、同期からの質問や相談が圧倒的に多かったと思うので「頼ってくれているのだな」と、やりがいを感じることもできました。
今では、最初の配属がメディア部で本当によかったと心から思っています。
2年目。新卒史上初のキャリアチェンジに挑戦
ー営業部へは新卒2年目の夏に異動されたと伺いました。キャリアチェンジしようと思ったきっかけはなんですか?
偶然、営業のポストが空いたタイミングで「異動してみる?」とお声かけいただいたのがきっかけです。メディア部での仕事も楽しく、やりがいも感じていたのですが、どこかで「営業にもチャレンジしてみたい」という気持ちはまだ残っていたので一つ返事で「やってみたいです。」とお返事させていただきました。
ーキャリアチェンジすることに不安はありませんでしたか?
全くありませんでした!今まで社内でメディア部から営業へ異動した人はいませんでしたし、GMO NIKKOでは職種別採用をしていたので、1つの職種を極める人が多く、部署異動する人自体が多くはありませんでした。
そのため若手のうちからメディアに関する深い知識を持った営業はいなかったので、他の人にはない武器があるという点でとてもポジティブに捉えていました。
ー周りのメンバーの反応はいかがでしたか?
びっくりしていましたね(笑)。でも僕の異動に対して、メディア部の皆さんも応援してくれましたし、営業の皆さんも快く迎え入れてくれました。
ー営業部に異動してからモチベーショングラフが下がっていますが、異動して何が一番大変でしたか?
何もかもが大変でした。定例会の進行や提案資料の作成、請求書関連の処理など初めてのことが多すぎて(笑)。特に苦戦したのは、クライアントとのコミュニケーションです。僕は新卒で入社して以来、お客様と直接お話しすることがなかったので、いかにクライアントの求めることを汲み取ってフックとなるキーワードをお伝えするか、リスクヘッジポイントの伝え方はどうしたら良いかを身につけるまでは本当に時間がかかりました。
でも「何事もまずはやってみる」ことを心がけ、困ったときは同期や先輩方に質問をして解決しました。分からないことを一緒に考えてくれる同期、丁寧にご指導してくださる先輩がたくさんいるので、GMO NIKKOは新たなチャレンジをサポートしてくれるいい会社だなと異動を経験したことによって再認識しました。
3年目。目指すは新規事業の立ち上げ
ー異動して一番よかったことや嬉しかったことを教えてください
私は旅行案件をメインで担当しているのですが、現在旅行業界が右肩上がりで成長しています。自分の担当しているクライアントの成長を一緒に感じ、喜べることに今一番やりがいを感じています。
ー営業職として普段から心がけていることを教えてください
クライアントファーストであることを第一に考えています。何か少しでもクライアントにとってプラスになるようなアイディア・施策はないかとプライベートでもさまざまなことにアンテナを張っています。
クライアントの目標に対して、目標を達成しているからといって甘んじるのではなく、さらに上を目指して新しい施策を考えること、さらにそれを継続することを心がけています。
ー今後はどんなキャリアを積んでいきたいと考えていますか?
直近は現在担当しているクライアントの成長をもっともっとサポートしていきたいです。3年後、5年後はマネジメントラインに立てるような人になっていたいですね。また、GMO NIKKOでは社内起業をしている人もいるので、私もぜひチャンスがあれば社内の新規事業立ち上げに挑戦してみたいと思っています。
ー若手のキャリアチェンジについてどうお考えですか?
機会があれば積極的に手を挙げた方がいいと思っています。もちろんキャリアチェンジすることで大変なことや困難はたくさんあると思いますが、その時頑張ればいずれ必ず自分の力になると考えています。
迷っているのであればぜひ挑戦してほしいと思いますし、私自身もこれからも何事もやってみる、挑戦する気持ちを忘れずにこれからも業務に取り組みたいと思っています。
今回は、GMO NIKKOで新卒メンバー初となる部署異動を経験した、瑞慶山さんにインタビューしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。