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吉田選手・千明選手に聞く「過去から未来」

今回は、GMOインターネットグループ陸上部兼GMOアドパートナーズで業務をおこなっている吉田選手、千明選手に「過去から未来」についてお話を伺いました!

【プロフィール】
千明 龍之佑 (ちぎら りゅうのすけ) (写真左)
早稲田大学卒業後、2022年4月GMOインターネットグループに新卒入社。
GMOインターネットグループ陸上部に所属し、5,000m・10,000mでオリンピックを目指す傍ら、GMOアドパートナーズ 採用戦略部の一員としても業務をおこなっている。

吉田 祐也(よしだ ゆうや) (写真右)
青山学院大学卒業後、2020年4月GMOインターネットに新卒入社。
GMOインターネットグループ陸上部に所属し、マラソンでオリンピックを目指す傍ら、GMOアドパートナーズ 採用戦略部の一員としても業務をおこなっている。

GMOインターネットグループでの現在

ーGMOインターネットグループに入社してから吉田選手は4年、千明選手は1年が経過しました。現在に至るまでの競技生活や社会人生活はいかがでしょうか?

吉田:個人ではオリンピック・世界陸上のような国際大会を目指すということと、ニューイヤー駅伝の優勝という二つの目標を軸にトレーニングを続けています。

千明:昨年は陸上を始めて一番大きなケガをしてしまい、治療に専念せざるを得ない1年となりました。今後は、トラックを軸に置きながら駅伝で戦力となり優勝。その先に世界選手権とオリンピックがあると思っているので、そこを目指しています。


ー多くの実業団チームがある中で、実際に入社してみてGMOインターネットグループというのはどんな会社だと感じますか?

千明:とにかくNo.1 になる、勝ちへのこだわりが画一されているという点が特徴だと感じています。大学時代は箱根駅伝優勝を目指していましたが、入社してからは個人の重視や業界で1番というこだわりがより強い印象です。会社としてもそれを強く求められていると感じていて、僕もその強さを求めて競技に取り組んでいます。

ニューイヤー優勝に向け活動しているGMOインターネットグループ陸上部

ーやはり勝つことへのこだわりは随所に感じられるのでしょうか?

吉田:大迫傑選手がプレイイングディレクターとして参画したり、4 月からクロップ選手やマイケル選手といった世界の第一線で活躍する選手が加入したりと、陸上界にとって今までにない新しく、そしてある種ベンチャー企業を地でいく取り組みをしているという印象があります。なによりもその会社としての想いを表しているのが陸上部だと感じています。


ー大学生と社会人とで違いを感じるところはありますか。

吉田:社会に出る前までは、基本的に親からお金を支払ってもらい守られている立場。お金を受け取った側に責任があるはずなので気長に競技と勉強に励むことが出来ました。一方で社会に出て働くことは会社からお金をもらう立場で、そうなると責任が生じます。社会的な立場が、180度変わってしまう。その立場で「責任を取れません」と言っても、なかなか通じなくなります。社会的には、責任を取らねばならない立場に転じるということは、とても苦しく感じることもありますがそれと同じくらいのやりがいを感じることも多いです。

GMOインターネットグループプレイイングディレクターとして参画した大迫傑選手


今年度から加入。左からマイケル・キプランガット・テモイ選手、ジャコブ・クロップ選手


現在から過去へ

ー千明選手は早稲田大学からは初めてGMOインターネットグループ陸上部へ
入部となりました。入社した経緯ついて教えていただけますか。


千明:僕は大学入学時から実業団で競技を続けることを考えていました。特に大学生活の中で意識していたことは、大会(記録会・駅伝)で結果を残すことでした。一つひとつのレースを大事にし、ひいてはその競技で結果を残すことが実業団へ進む条件であり、就職活動であると考えていました。GMO インターネットグループを選んだ理由は、やはり高い結果とハードルが求められており、こういった厳しい環境で競技をすることにやりがいを感じるだろうと考えたためです。


ーお二人は寮生活も含めて通常の大学4年間とは異なった学生生活を送られたと思います。就職活動もやはり異なっていたのでしょうか?

千明:競争部でも就職活動をしている選手も多かったです。新卒で社会に出て、将来的にステップアップしていくのが理由のようです。ある程度結果を残している選手でも競技を辞めて就職活動をしている選手も多かったです。僕やその他の少数の選手たちは実業団へ行くことを決めてきめていました。ですので、僕は就職活動をする気はなかったのですが、もし大学2、3年の時に大きなケガをしていて、結果を残せていなかったらおそらく就職活動
をしていたと思います。僕らはやりたいことが仕事になっていますが、やりたいことを大学1年生のうちから探すのは難しいことなのではないかと思います。

吉田:僕はもともと就職活動をしていましたが、4 年生の2月末に実業団へ進むことを決めました。競技を続けるあてがなかった自分を拾ってもらったという立場で、先程申し上げた通り無責任なことはできないと考えて新たな競技生活をスタートしました。もともとおこなっていた就職活動で話したことは「学生時代に力を入れたこと」で、もっぱら駅伝に4年間心血を注いできたということでした。死に物狂いで頑張ってきた取り組みを社会的に評価してもらえたことがとても光栄なことだと就職活動を通じて感じていま
した。

現在から未来へ

ーアスリートとしてさらに上を目指しているお二人ですが、チームとしてはニューイヤー駅伝が控えています。最終的にこのGMOインターネットグループや駅伝においてどんなことを成し遂げたいですか?

吉田:やはりニューイヤー駅伝は優勝以外考えていないです!陸上界の先駆者のような立ち位置で、さまざまなことにチャレンジしている会社なので、それに対して柔軟に対応し、その思いに応えていけたらと考えています。

千明:チームの選手も熊谷代表も一回だけの優勝では満足はできないと思います。陸上における圧倒的No.1 とともに、陸上界をいい意味で変えていける会社だと思っているので、まずはその第一歩として、ニューイヤー優勝を目指していきたいです。

Text & Directed by.Yuya Yoshida
Edited by.Momoko Aoyama



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