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新卒入社以来、メディアと一緒に成長してきた5年間のストーリー

GMOアドパートナーズに新卒で入社したパートナー(社員)に、入社後どんな経験をしてきたのかキャリアのあゆみ、それぞれが描く未来についてインタビューする「新卒パートナーインタビュー」シリーズ。

今回は、2017年4月にGMOアドパートナーズに新卒入社し、連結企業であるGMOインサイト株式会社のmichill事業部に配属。入社以来、コンテンツ制作全般を担い、Webメディアと一緒に成長してきた村嶌さんにお話を伺いました。

【プロフィール】
村嶌 真衣 (むらしま まい)
GMOインサイト株式会社 michill事業部 SNSマーケチーム リーダー
兼 michill事業部 エディターチーム シルバースペシャリスト
2017年にGMOインサイトに新卒入社。
michill byGMOの立ち上げから現在までWebディレクターとして従事。


学生時代から発信することが好きだった

ー簡単に現在どんな仕事をしているか教えてください

GMOインサイトが運営している20代、30代のためのライフスタイルメディア「michill(ミチル)byGMO」(以下、michillという)の記事の編集や企画、SNS運用をおこなっております。

入社以来、エディターチームに所属し、記事の企画出し・編集をメインに担当していました。2019年にはSNSマーケチームという新しいチームを立ち上げ、現在SNSマーケチームのリーダーを任せていただいております。InstagramTwitterTikTokなどmichillのSNSアカウントの運用やクライアントとのタイアップ企画をメインに担当しています。

具体的な業務は、michillのInstagram・Twitter・TikTokのインプレッション、いいねなどの数値確認、編集会議の資料作成、Instagramのクリエイティブ作成、また「michicos(ミチコス)byGMO」というコスメのサブスクリプションサービスの売上の管理や商品企画の立案、一緒にお仕事をさせていただいているアパレルブランドさんの展示会に参加することもあります。

michill事業部の仕事は本当に多岐にわたるので、幅広いスキルを身につけることができますし、毎日同じ仕事をすることがないのでとても楽しいです!


ー仕事でどんな人と関わることが多いですか?

社内では、michill編集部のメンバーは営業、デザイナー、エンジニアと一緒に仕事をすることが多いです。社外ですと、ブランドの広報やマーケティング担当の方と一緒に記事を作ることが多いです。


ー村嶌さんは学生時代どんなお仕事をしたいと考えていましたか?

自分の考えを発信することが好きだったので、出版社や動画制作会社など形態は問わずコンテンツの制作に関わる仕事をしてみたいと漠然と思っていました。当時、MERYという20代女性を中心としたWebメディアが流行っていたこともあり、Webメディアにも興味がありました。


ー学生時代はどんなことに力を入れていましたか?

元々メイクやファッションが好きで、InstagramやTwitterなどのSNSで情報収集をすることが好きでした。常にアンテナを張るということは学生時代から意識していたかもしれません。


ー数ある企業の中でもGMOインサイトに入社を決めた理由を教えてください

就職活動の中で、GMOインサイトがちょうど私の入社時期にmichillという20代・30代の女性をターゲットとしたWebメディアを立ち上げると知りました。自社のWebメディアの運営に立ち上げ時期から携わる機会はなかなかないと感じたことが入社の決め手になりました。

また面接を通して、GMOインサイトは自分のやりたいことやアイディアを手を挙げたらやらせてくれる文化があると知り、他の会社よりもいち早く自分のアイディアを形にできそうと感じました。そして若手のマネージャーの方にお会いし、私も若いうちから裁量を持って仕事を任せてもらえる会社で働きたいと思い入社を決めました。



経験者ゼロではじまったmichill

ー村嶌さんの入社時期にmichillが立ち上がったと伺いましたが、michillの立ち上げ当初のお話を聞かせてください。

立ち上がったばかりのmichill事業部には当時、メディアに関わる仕事をしたことがある人が誰もおらず、メンバー全員が右も左もわからない状況でした……。

michillのターゲットにあたるメンバーも私一人だったこともあり、入社して間もない頃から積極的に意見を反映していただいていました。その一方で責任も大きかったのでプレッシャーは大きかったですね。

立ち上げにあたり、一番始めの仕事はライターの方を探すことからでした。もちろん大学を卒業したばかりの私にライターの知り合いはおらず、また実績のないメディアだということもあり、お断りされることも多かったです。やっと引き受けてくださるライターさんを見つけたと思ったら、納期や費用感でマッチしなかったり。地道にリストアップをおこない、オファーメールを出していた思い出があります(笑)。立ち上げ当初は本当に大変でした……。


ーかなり大変だったと想像できるのですが、どうやって乗り越えたんですか?

編集部員が仲間意識が強いので、大変な時も一人で抱え込むことはなかったですし、「辛いのは自分だけではない」という想いが支えになっていました。また、誰も正解がわからないので、色々試してみようと自分のアイディアをそのまま実現して、ダメだったら改善しようとうまく気持ちを切り替えることで乗り越えることができました。


ーmichillはいつからSNSを強化されたんですか?

実は2019年に3ヶ月間GMO NIKKOのクリエイティブ本部に出向していたんです。当時、michillは他のメディアと比較してクリエイティブが弱かったので、クリエイティブのいろはを学ぶためのいわば武者修行です(笑)。出向先で上長から「今後SNSはさらにメディアの武器になっていくだろうから、michillも注力してみたら?」というお話をいただきました。その後押しもあり、本格的に腰を据えてSNSの運用を始めることになったんです。

出向先では、GMO NIKKOのメンバーと一緒にクライアントの元へ行き、Webメディアにどんなアウトプットを求めているのか、ヒアリングをさせていただきました。クリエイティブの基礎を学ぶだけでなくクライアントの生の声が聞くことができ、とても良い経験をさせていただきました。


ー今やmichillのInstagramアカウントは4つ。合計フォロワー数は100万人を超えました。michillのSNSアカウント運用は始めから上手くいっていたんですか?

michill事業部にはSNSアカウントの運用経験者もいませんでした。そのため立ち上げた当初は既存のWebメディアに誘導したり、映える画像をたくさん使ったり、ハッシュタグを全部変えたりと、様々なパターンで投稿していました。どこのKPIを伸ばせばフォロワーが増えるかなど、ひたすら数字と睨めっこしていましたね。しかし、何を投稿しても一向にフォロワーが増える気配もなく、リアクションもなかなかもらえませんでした。

悩みに悩んだ結果、初心に立ち帰ってユーザーがどんな投稿を見たいのかを徹底的に考え、「ファッションをイラストで紹介したらおもしろいな」と思い投稿してみたところ、反響が大きかったのでそれからイラストの投稿に注力することにしました。

michillは1日に6本程度Instagramの投稿をしています。個人のインスタグラマーの方だとあのイラストのクオリティを、1日に6投稿することは困難です。企業が運営しているからこそできる投稿だと思います。そのため競合も出てくることもなく、michillならではのコンテンツにでき、フォロワーもたくさん獲得できたのかなと思います!

今では、「michill公式Instagramに掲載されることが憧れでした」などと、イラストレーターの方から逆オファーのようなDMがたくさん届くようになりました。


「信憑性」のある情報を届けたい

ー村嶌さんが仕事のやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?

Webだからこそ、自分のやった施策や工夫がすぐに数字としてすぐに帰ってくるという点にやりがいを感じています。自分の努力次第でお客さんに見てもらって、喜んでもらえると次も頑張ろうと思います。一方で数字が返ってこないと落ち込むこともありますが……(笑)。


ー仕事上で気をつけていることはありますか?

Webディレクターは、全体の進行管理をおこなうことが多いです。クライアントや、ライター、デザイナー、エンジニアなどとコミュニケーションをとって取りまとめ役を担います。そのため認識の齟齬やスケジュールが間に合わないなど、イレギュラーがよく発生するんです。予定通りに物事が進む方が珍しいくらいです(笑)。でも進行役がパニックになってしまったらプロジェクト自体がダメになってしまいます。そのためどんなトラブルが起きてもまずは冷静に落ち着いて行動するよう心がけています。また認識の齟齬が起きないようコミュニケーションは丁寧に、感謝の気持ちを伝えることを忘れないようにしています。


ー他のWebメディアにはない、michillならではの魅力を教えてください

1つ目は、コンテンツの信憑性です。michillは後発のWebメディアだったので、他のメディアと差別化するため、「信憑性のある情報を届ける」をコンセプトにしていました。信憑性を裏付けるのは、コンテンツの「専門性」「権威性」「信頼性」です。たとえばファッションなら、有名モデルのスタイリストにコーディネート監修をお願いしたり、ヘルスケアであれば化粧品メーカーでマーケティング経験もある薬剤師さんにインタビューして従来の商品との違いを明らかにする。その方針はmichillを立ち上げて以来ずっと一貫して守ってきました。


2つ目は、GMOインターネットグループのシナジーを生かしてWebにとらわれない仕事ができる点です。今年は宝島社さんとムック本を出版することができましたし、ファッションブランドのしまむらさんとコラボ服を作ることもできました。グループが大きい分、幅広いクライアントとの繋がりを持っているところは他のWebメディアにはない強みだと感じています。


GMO AWARDS受賞!挑戦が楽しいと思えるように

GMO AWARDS 2022

ー村嶌さんがずっとmichillに関わってきて一番嬉しかったことはなんですか?

昨年末のGMOアワード(1年を通して活躍したGMOインターネットグループの仲間を表彰する制度でグループで最も盛り上がるイベントのひとつ)でメディア部門のセグメント賞を受賞できたことです。この仕事をしていてよかったと思えた瞬間であり、裁量を与えて仕事を任せてくれた上長、助けてくれた仲間に感謝しました。スタート後に社長から「フォロワー100万人を目指そう」と言われたときはとても無理だと思いましたが、諦めずに続けてきてよかったと感じました。


ー今michillで注力していることはなんですか?

今後は、情報を一方的に発信するのではなく、双方向のコミュニケーションによって『michill byGMO』のファンを増やしていきたいと考えています。そのための新たな取り組みとしてTikTokやYouTubeなど独自の動画コンテンツを創出することに注力していきたいです。また「michicos(ミチコス)byGMO」のEC産業にも力を入れていきたいです。


ー今後村嶌さんのmichillでチャレンジしていきたいことはなんですか?

私は学生時代はあまり主体性を持って様々なことにチャレンジしていくようなタイプではありませんでした。しかしGMOインサイトに入社して、自分で物事を動かしていかなきゃいけない環境に身を置いたことによって、チャレンジしていくことが楽しいと感じるようになりました。

今後はYouTubeで長尺の動画に挑戦してみたいですね。あとは引き続きアパレルブランドとのタイアップ案件ももっと増やしていきたいです。


Webディレクターに必要な素質

ーどんな人がmichillのWebディレクターに向いていると思いますか?

Webディレクターって、一見華やかで楽しそうな仕事というイメージを持ってくださる方もいるかと思うのですが、地味で泥臭い仕事が多いです。毎日数値管理をしてPDCAサイクルを素早く回し、結果を積み重ねていく職業です。すぐに効果が出るのは稀で、思うように結果に繋がらないこともあります。それでも諦めず地道にコツコツと新たな施策を検討し、挑戦し続けられる方がWebディレクターに向いていると思います。


ー村嶌さんはどんな人と一緒に働きたいですか?

何か一つでも強烈に好きなものがあって、それを「世の中に伝えたい」、「発信したい」という熱い想いのある方と一緒に働きたいです。熱意がこもっていない記事はPV数も伸びないんです。読者に記事に込められた熱意や温度感を察知されてしまうのだと思います。だからこそ熱意を持って主体性を持って物事に取り組むことができる発信力のある方のご応募をお待ちしております!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回はGMOインサイトの村嶌さんにインタビューしました。


「michill byGMO(ミチル)」のブランドムービーを公開しました。
michill byGMO の世界観を、ぜひご覧ください!


村嶌さんの一日をTikTokにて公開中!村嶌さんはどんな一日を過ごしているのかチェックしてみてください。

@gmo_ap

michill byGMOのWebディレクター村嶌さんの1日⏰#新卒採用 #中途採用 #webディレクターの1日に密着 @michill_official

♬ 可愛くてごめん (feat. かぴ) - HoneyWorks

Text & Directed by. Momoko Aoyama






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