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営業でもエンジニアでもない私が、これまでなかったポジションを作る

GMOアドマーケティングでは「私たちはインターネットを通じて生活者、メディア、広告主、関わるすべての人が豊かになる世界を目指します。」をミッションとして掲げ、さまざまな事業を展開しています。
このミッションを叶えるため、「AkaNe」「ReeMo」「TAXEL」などアドテクノロジーを駆使した自社プロダクトを開発・提供しています。

GMOアドマーケティング

GMOアドパートナーズ連結会社の最前線で活躍しているメンバーをインタビュー!今回は、先日開催された700人以上が参加する「GMO AD Partners AWARDS 2022」にて、個人賞・サポート部門の1位に輝いた森本さんにお話を伺いました。
GMOアドマーケティング入社に至る背景から、現在の仕事内容、そして森本さんの性格に迫る裏話までたっぷり教えていただきました。

森本さん

【プロフィール】
森本 早紀子(もりもと さきこ)
GMOアドマーケティング株式会社 メディアコンサルティング部 業務推進チーム
2019年3月、GMOアドマーケティング 中途入社。前職は、印刷会社にて営業を経験し、現在はメディアコンサルティング部にて営業メンバーのサポートをおこなう。「GMO AD Partners AWARDS 2022」にて、個人賞・サポート部門を受賞。


生まれ育った福岡から東京への挑戦

ー現在の仕事内容について教えてください

私は、メディアコンサルティング部 事業推進グループにて、営業メンバーをサポートするポジションで働いています。サポート業務というとイメージしにくいかもしれません。私の仕事は大きく「Yahoo広告のディレクション」と「業務効率化」の2つに分けることができます。

Yahoo広告のディレクション業務はおもに、広告配信タグの発行、広告のデザイン作成、ABテスト検証、配信する際のレギュレーション管理などをおこなっています。

業務効率化は、「部署内の業務をもっと効率化できないか?」を考え、GASやSQL、RPAなど(※)を掛け合わせた仕組みづくりをおこなっています。新しい学びがたくさんあるので日々楽しみながら働いています!

(※)
GAS・・・Google Apps Scriptの略。Google が提供しているプログラミング言語
SQL・・・Structured Query Languageの略。データの操作や定義を行うためのデータベース言語
RPA・・・Robotic Process Automationの略。業務をロボットで自動化するテクノロジーのこと

ー前職ではどんな仕事を経験しましたか?

もともとは地元である福岡の印刷会社で紙媒体の営業をしていました。印刷会社でしたが、時代的にも紙の事業は厳しくなっていたので、街中の看板やノベルティ制作、Web制作などさまざまな事業展開をしていました。

なかでも私は、Web制作の事業に関わることが多く、HP制作やLP制作、作成したLPの広告出稿などを経験しました。

そこでWebのおもしろさを知り、もっとインターネットに関わる仕事を極めたいと思ったのが転職を考えはじめたきっかけでもありました。

ー福岡から東京に引っ越すことに不安はありませんでしたか?

就職活動をしていた時は、引っ越すとしても福岡か、行っても関西までと考えていました。しかし、いろいろ考えていく中で「今福岡で転職したらずっと福岡にいるな」と思ったんです。

福岡にもWeb関連の仕事はありますし、たくさん悩みましたが「東京にいけばもっと最新の技術や最先端の情報、経験を積むことができるかも」と思い決断しました。

私は優柔不断な性格でもあるので、決めるまでにとても時間がかかります。しかし、1度決めたら後悔しない性格です。「東京に行く!」と決めてからはすぐ行動に移しましたね(笑)。

ー東京ではどのような軸で企業を探しましたか?

完全未経験な業界・職種から探すのではなく、印刷会社で培った経験を活かせる環境を探していました。前職の経験上、私は「誰かとゼロイチで何かを一緒に作っている時が1番楽しい」と感じる性格なので、新しいことに挑戦しやすい環境を探していました。

入社して感じた社風と業務のギャップ

ーGMOアドマーケティングに入社したきっかけを教えてください

さまざまな転職サイトを見ていたのですが、私はWantedly経由でGMOアドマーケティングを見つけました。

当時はnoteがなかったので情報源が求人情報と会社HPだったのですが、調べていく中で「おもしろそうなサービスをやっているな」と感じて選考を希望しました。

選考過程でお会いした方もみんな仕事を楽しんでいそうだなと思いました。一緒に働く人と会社の雰囲気はとても重要だと思っていたので、選考の中で人柄や環境、文化を教えていただく機会をたくさん用意いただいたのも入社の決め手です。

ー実際に入社してみてどうでしたか?

選考過程で感じた雰囲気は入社後も全くギャップなく、ありのままを伝えてくださったんだなと思いました。

GMOアドマーケティングに入社する前、実は東京に来てすぐ入社した会社がありました。選考を通じて、人や雰囲気、仕事内容も良いなと思い入社を決めたのですが、入社してみると想像していた環境とは全く異なりました。
残業100時間以上が当たり前、土日も仕事、忙しすぎるせいで社内の雰囲気も暗かったんです。福岡から出てきたということもあり、最初は休みがなくても頑張っていたのですが……。やはり長くは続かず、最終的には体調を崩してしまったんです。

ーそうだったのですね……。福岡に帰りたいと思いませんでしたか?

私自身、体調崩してしまった経験がとても後ろめたく、なかなかすぐにまた転職と考えることができませんでした。
しかし、「東京で何も成し遂げていない状況でこのまま福岡に帰るわけにはいかない」と思ったんです。
東京で働くことを決めたのは自分なので、諦めたくないという思いが強かったです。そんな時に出会ったのがGMOアドマーケティングでした。

ーGMOアドマーケティングの選考を受けたときのこと覚えていますか?

はい、よく覚えています。選考の過程でお会いした皆さんは、私の過去の経験も受け入れてくださって、残業や社風について嘘なく正直に教えてくれました。

印象に残っているのは、「インターネット業界なので昔はひどかったけど、今はしっかり管理されている。残業が全くない、は嘘になるけど早く帰ろうという文化や配慮がある」と言ってくださったことです。私の過去の経験を聞いて、嘘なく正直に答えてくれているなと感じました。

理想とする働く環境は皆さん人それぞれだと思いますが、私にとってGMOアドマーケティングはとても働きやすい環境だなと思います。

ー自分にとって働きやすい環境かどうか見極めるのはとても大切ですよね。業務はすぐに慣れましたか?

業務に関しては、正直、とてもギャップがありました(笑)。前職までは営業職だったので、業務推進チームで営業の皆さんをサポートするというポジションに不安を感じていました。

入社してすぐは、単純作業が多く、今思い返すと能動的な仕事があまり多くなかったなと感じます。メディアコンサルティング部の皆さんがどんなことで悩んだり、困ったりしているか把握できていなかったので自分がどんなバリューを発揮できるか焦りと不安がありました。

ー入社したての不安や焦りはどのように乗り越えたんですか?

自分が営業だった時のやりがいを改めて思い返すと「会社、社会、お客さまに貢献している」という感覚を感じたくて、「ありがとう」と言われる仕事にやりがいを感じていました。

思い返すと懐かしいのですが、「サポート部門で自分の貢献度を感じるためにはどうすればいいんだろう?」とたくさん考えましたね。自分の型にハマりすぎず、周りの人たちにたくさん相談しながら不安を乗り越えていったと思います。メディアコンサルティング部のメンバーはもちろん、開発本部のメンバーにも相談して私にもできそうな業務をいろいろ教えていただき、できることを少しずつ増やしていきました。

GMO AD Partners AWARDS 2022受賞の裏側

ー森本さんは開発本部の皆さんとも交流があるんですね!

はい、私のポジションはメディアコンサルティング部の営業メンバーと開発本部のエンジニアメンバーの間に立つポジションでもあるのでとても交流があります。「会社の売上に貢献するにはどんな施策が必要か」「メンバーが楽になるために自分は何ができるか」を考え、開発本部の皆さんの力をお借りして、売上貢献のための広告デザインの作成や業務効率化を突き詰めていきました。

ー実際にその貢献度が評価されて先日開催された「GMO AD Partners AWARDS 2022」を受賞されていましたね!

自分が表彰されるなんて想像もしていなかったのでとても嬉しかったです。私のコンプレックスは「何をやっても人並みにしかできないこと」でした。何かで1位を取ったり、表彰された経験もなかったので、自分の人生においてこういったことが起こるなんて......と素直に嬉しかったです。

「GMO AD Partners AWARDS 2022」という機会を作っていただいた会社にも感謝していますし、周りで支えてくれるチームメンバーにもとても感謝しています。

GMO AD Partners AWARDS 2022 祝賀会の様子

ー会社以外の方にも受賞したことを伝えましたか?

両親や兄弟に受賞したことを伝えました。
「東京で頑張ってるよ!」と伝えることができて両親もとても喜んでくれました。両親が喜んでくれると親孝行できてると実感できるので私も嬉しかったです。

ーご両親も喜んでくれたんですね!森本さんから見て、どんな人がGMOアドマーケティングに向いていると思いますか?

GMOアドマーケティングの良いところは「挑戦したい!」と思ったときに背中を押してもらえることだと思っています。やりたいことはどんどん任せてもらえるので、自分の意見に対してアドバイスはあっても否定されたことは一度もありません。

「いろんなことに挑戦してみたい」という気持ちや原動力をたくさん持ってる方は楽しめる環境だと思います。

自分のポジションは自分でつくる

ー森本さんが仕事をする上でこだわっているポイントを教えてください

Yahoo広告のディレクション業務においては「自分が営業していた時のことを思い出しながら、営業視点を心がけること」を意識しています。

メディアコンサルティング部の営業メンバーと開発本部のエンジニアメンバー、それぞれの視点を理解した上で、最も良いやり方を模索するようにしています。どちらの気持ちも理解できる人になりたいと思っています。

営業経験があるからこそ理解できるお客さまを思う気持ちだったり、自分でコードを触ることで「開発はこんなに大変なんだ」と理解ができれば、双方に負担が少ない、落とし所を見つけることができるかなと思っています。

ー業務効率化を進める上で最も重要だと思うことは何ですか?

「作ったことに満足しない」が1番重要だと思います。成果物を作ることが目的になりがちなので、そうならないように気をつけています。役に立たない、無駄な物を作ってしまうのが1番もったいないですよね。

作ったものが使われていない、使いづらいものを量産したら意味がないので、ニーズをしっかり聞き出して理解を怠らないように気をつけています。
そして、作った後も使うメンバーにヒアリングしながら、完成形を目指していきます。業務効率化を進めていくのは、メンバーの協力がないとできなかったと思います。

ー今後の目標について教えてください

たくさんありますが、直近はGMOアドマーケティングがデジタル人材の育成に力を入れているので、GASやSQLをもっと極めていきたいと考えています。

最近は、HTMLやCSSなどのコーディングもできるようになりたいと思い、
勉強しています。自分が習得することで営業メンバーに広告デザインを提案できる範囲も増え、貢献度も広がると考えています。また、簡易的な対応に関して、開発本部や制作部の皆さんへ依頼せずに解決できるものが増えれば、スピード感をもって対応ができます。

私は特別なスキルを持っているわけではありませんが、いろんなスキルを、いろんな人の気持ちを、想像できる人になりたいと思っています。

ーサポート部門、森本さんの存在はGMOアドマーケティングの中でもとても重要なポジションですね

GMOアドマーケティングに入社した当初から「みんなにとって必要なポジションになりたい」と考えていました。

私は、営業でも、エンジニアでもありません。担っている業務を一言でお伝えするのはなかなか難しいと感じています。

ですが、長く働く中で当初から私の思いは変わっていません。「会社にとって必要なポジションに私がなりたい」「そのポジションがなければ自分が新しいポジションを作りたい」この思いは今後も変わらないと思います。

今後も新しい課題や目標が出てくると思いますが、自分らしく楽しく働いていけたらと思っています。


最後までお読みいただきありがとうございました。
今回はGMOアドマーケティング メディアコンサルティング部 業務推進チームの森本さんにお話を伺いました。

GMOアドマーケティングでは事業やプロダクトを紹介する公式noteも更新しています。こちらもぜひご覧ください!


Text & Directed by. Rika Murata


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