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社内システムを支える~システムエンジニアのキャリアとやりがい~

GMOアドパートナーズで活躍するパートナー(社員)に、入社後どんな経験をしてきたのかキャリアのあゆみ、それぞれが描く未来についてインタビューする「パートナーインタビュー」シリーズ。

今回は、GMOアドパートナーズでシステムエンジニアとして活躍する曽我さんにお話を伺いました。

【プロフィール】
曽我 知代 (そが ともよ)

GMOアドパートナーズ株式会社 情報システム部
2016年6月、GMOアドパートナーズ株式会社に中途入社。
2019年に現在所属する情報システム部に異動。現在は、システムエンジニアとして社内システムの開発・保守に携わる。

業務効率化を支えるシステムエンジニアの仕事

ー曽我さんの現在のお仕事について教えてください

システムエンジニアとして、社内システムの導入サポートや自社システムの開発・保守を担当しています。具体的には、GMOアドパートナーズ連結の売上管理をおこなっている業務推進部や経理部が使用する販売管理システムの導入支援をメインに担当しています。また、業務推進部が利用するデータを閲覧するためのツールを新規で開発したり、既存ツールの保守や改修も担当しています。

ーデータ閲覧ツールは社内でどのように活用されていますか?

主に連結会社の売上データなどを集計・閲覧できるツールとして、部署ごとに必要な粒度でデータを閲覧できるように対応しており、経営陣に報告するための数字や、各社事業部の営業アシスタントが作成するレポートの基礎データとして活用されています。他にも、クラウドのBIツールでデータを表示する仕組みや、CRM(顧客管理)とのデータ連携機能も提供しています。

ー幅広く開発領域に携わっているんですね

そうですね。他にもEAIツール(※)というツールを使い、システム間のデータ連携をおこなっています。EAIツールは異なるシステムをつなぐ橋渡し役として非常に便利なツールです。その開発・運用も担当しています。

(※)EAIツール・・・システム連携の基本的な流れである「データ取得」「データ加工・変換」「データ登録」などの処理をノーコードで簡単に作成できるツール

未経験から挑んだシステム開発の学びと成長

ーGMOアドパートナーズに入社されたきっかけを教えてください

今から8年ほど前にGMOアドパートナーズに中途入社しました。当時は営業事務として働いていたので、そのスキルが活かせる職場を探していました。入社の決め手は、若い世代の方がマネージャー職として活躍していることや、面接でお会いした当時のリーダーやマネージャーの人柄、そしてオフィスの雰囲気が良かったことです。

ー実際に入社してみて、ギャップはありましたか?

私が入社した当時は残業時間が多く、月に60時間を超えることも珍しくありませんでした。ただ、ここ数年でフレックス制度が導入されるなど、業務効率化への取り組みが進み、働きやすい環境になっています。残業時間も大幅に削減され、非常に良い職場環境だと感じています。

ー異動される前はどんなキャリアをお持ちでしたか?

入社後は業務推進部で営業部と経理部をつなぐ橋渡し役として働いていました。その後、キャリアを考える中で業務効率化やシステム開発に興味を持ち、異動を希望しました。当時の上司に相談したところ、「一から教えるから来てみないか」とお声掛けいただき、システム開発部に異動しました。
異動当初はシステム開発の知識が全くなく、プログラミングも未経験だったため、最初は非常に苦労しましたね。ただ、周囲のサポートや自分の持っていた業務知識を活かして乗り越えることができました。

ー現在の仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?

やはり、自分の作ったツールや仕組みを社内の方が活用して喜んでいただける時ですね。たとえば、レポートツールを改良したことで作業時間が短縮され、「助かった」と感謝の言葉をいただけるととても嬉しいです。

ー仕事をする上で大切にしていることはありますか?

相手の目線に立って考えることを大切にしています。自分の中で効率が良いと思う方法があったとしても、それを押し付けるのではなく、相手の業務内容や背景を丁寧にヒアリングし、その上で相手にとって最適な解決策を提案することを心がけています。
相談を受けた際に試作品を作り、実際に触ってもらいながらフィードバックを受けることもありますね。一度で完成させるのは難しいので、細かい調整を重ねながら進めています。一般的には1〜2週間ごとに区切って成果物を出すようにしていますが、内容によっては数ヶ月を要するプロジェクトもあります。

若手が活躍する職場環境とその魅力

ー2024年のGMOアドパートナーズアワードも受賞されていましたよね!アワードのエピソードも教えてください

実は、アワードを目指して何かを始めたわけではありませんでした。ある年、非常に大きなプロジェクトを担当していたことがきっかけで、周りから「出場してみたら」と推薦いただいたことがエントリーのきっかけでした。当時、私の部署の先輩も過去に受賞されていて、ついに自分の番が来たかというプレッシャーがありました。
私はどちらかと言えば裏方の仕事が得意で、表舞台に立つのは得意ではなかったのですが、ノミネートが決まると多くの同僚から応援の声をかけてもらい、「頑張って」と励まされる中で、自分の仕事を振り返る機会になりました。
普段の業務では、四半期ごとや半期ごとに目標を振り返りますが、それが全社的なアピールの場になることはあまりありません。その中で、自分の実績をまとめてみると、意外と多くの成果を上げていることに気づき、自信を持つきっかけになりました。

ーアワードに挑戦してみての感想や気づきはありますか?

アワードの資料を作る中で、自分がどれだけ頑張ってきたかを数値化し、具体的にアピールポイントを整理する作業をおこなったのですが、それが自己評価を高めるきっかけになりましたし、仕事のモチベーション向上にもつながりました。GMOインターネットグループ全パートナーが対象になるGMOアワードでの受賞を逃した時は正直悔しい思いをしましたが、その悔しさが次の挑戦へのモチベーションになりました。
また、アワードに関連して多くの方から「任せても大丈夫」と思ってもらえるようになったことで、仕事の依頼が増えたと感じます。特に管理部門の仕事は数字として見えにくい部分が多いですが、こういった機会を通じて自分の働きを社内に広く認知してもらえたのは非常に良い経験でした。

ー最後に、GMOアドパートナーズで働く魅力を教えてください。

GMOアドパートナーズは、誰もが表舞台に立つチャンスがある会社です。アワードやシーズンMVPなど、自己アピールが得意でなくても推薦によって評価される仕組みがあります。

普段の業務でも、上長や同僚からの評価がしっかりフィードバックされるため、「見てもらえている」という実感が湧きます。また、全社を通じた表彰制度は、社内のコミュニケーションのきっかけにもなり、他部署の方々ともつながりやすい環境を作っています。このような働きやすい職場が、GMOアドパートナーズの魅力だと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回は、GMOアドパートナーズで情報システムエンジニアとして活躍する曽我さんにインタビューしました。

Text & Directed by. Ami Ogata


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