新卒として異例!入社直後から3部署を兼務し、会社の中心を担う
GMOアドパートナーズに新卒で入社したパートナー(社員)に、入社後どんな経験をしてきたのかキャリアのあゆみ、それぞれが描く未来についてインタビューする「新卒パートナーインタビュー」シリーズ。
今回は、2022年4月にGMO NIKKOに新卒入社し、新卒としては異例となる、入社直後から3部署を兼務していた平井さんにお話を伺いました。
入社直後から3部署を兼務
ー現在のお仕事を教えてください
私はGMO NIKKOの営業組織であるマーケティングソリューション本部に所属しています。その中で2つの部署を兼任しており、TikTokなどのショートムービーを扱うグループとインフルエンサーを用いた広告提案を行うインフルエンサーマーケティンググループに属しています。
新卒で入社した時は、マーケティングソリューション本部のマーケティングソリューション部とインフルエンサーマーケティング部、社長室 トップクリエイターグループの3部署を兼務していました。
ー入社直後から3部署を兼務することは異例かと思いますが、兼務することになった経緯を教えてください
私はマーケティングソリューション本部に営業職として配属される予定で内定をいただき、大学4年生の夏頃から内定者インターンとして、広告に関する知識や営業職として必要なスキルを勉強していました。
しかし、入社日を翌月に控えた2022年3月に実施された入社前オリエンテーションで、急遽新卒の中からトップクリエイターグループに配属するメンバーを募集するという話を伺いました。
トップクリエイターグループとは、2021年2月にGMO NIKKOと業務提携を開始した、有名なクリエイターを起用したプロモーション事業などを展開する株式会社サムライパートナーズとの提携をさらに強化するための専属チームで、新たに社長室直下に設立された部署です。
その話を伺い、すぐに「やりたい!」と思い立候補しました。
ーどうして立候補したんですか?
もともとSNSを観ることも好きでしたが、2020年にコロナウイルスが流行してお家時間が長くなったことによって、TikTokやYouTubeがより身近になりました。そういった背景からインフルエンサーが活躍できるきっかけをもっと作りたい、インフルエンサーを広めたいという気持ちがあったからです。
また、当時トップクリエイターグループは社長室直下の新設されたばかりの部署であり、新卒ではなかなか経験のできない環境で新しいことにチャレンジできるという点も魅力に感じました。
バディ(※)の先輩からは、「新設されたばかりの部署に新卒メンバーがたった1人で入ることは想像以上に大変なことだから、改めてしっかり考えて」と何度も言われました(笑)。しかし、何度考えてもやりたいという意志は変わらず、自ら人事部に2度も面談を申込み、入社直後から3部署を兼務することが決定しました。
ー入社直後から3部署を兼務されていたとのことですが、入社後はどのような仕事に携わったのですか?
入社後は、GMOインターネットグループでの研修、GMOアドパートナーズでの研修を経て、GMO NIKKOに配属となりました。
配属から半年間くらいは、プランナーおよび営業職として、さまざまな業界のクライアントを担当し、インフルエンサー施策やタイアップ企画に加え、クリエイターとのコラボ商品の開発など幅広いメニューを提案しました。
ー入社後一番苦労したことはなんですか?
一番大変だった案件は、海外のファストファッションブランドの案件です。そのクライアントは業界既に多くのクリエイターと取り組みをしており、タイアップ数が業界最多企業だったため、なかなか他社との差別化を図ったご提案をすることが難しい状態でした。
そこで、他社よりも深くインフルエンサーについて理解するため、徹底的に各インフルエンサーの特徴について調べました。プライベートのちょっとした空き時間でもInstagram、TikTok、YouTubeを見て、クリエイターの情報や他社プロモーションを研究したり、新たなインフルエンサー発掘にも尽力しました。もともとSNSを見ることが好きだったので、全く苦ではありませんでした。好きな領域だからこそ、圧倒的情報の多さで「インフルエンサーの特徴×競合実績」を織り交ぜた提案をすることができたと感じています。
また、クライアントとインフルエンサー事務所の両者がWin-Winな形で進行できるよう、ビジネス思考な交渉を心がけました。
結果、当初はスポットでの案件依頼でしたが、継続して案件を受注することができました。
音楽と広告の相関性
ー大学時代はどのように過ごしていましたか?
大学では、音楽教育学を専攻していました。メインは3歳から続けているピアノですが、音楽教育ということで作曲法や声楽、お琴、三味線、リコーダー、ギターなどいろいろな楽器を勉強しました。周りの友達も音楽教師志望の子が多く、私も学校の先生になりたいと思っていました。
しかし、大学2年生の2月に新型コロナウイルスが流行し、大学3年生からは授業も全てオンラインに変わり、友達にもリアルで会うことが難しくなり、家で過ごす時間が増えました。そんな中で、ある飲料メーカーのCMを観て、感動したことがきっかけで、広告業界に就職し、「みている人の心を動かしたい」と考えるようになりました。
リモートで合唱するCMだったのですが、CMという短い時間の中でリアルじゃなくても感動させることができる点が、私がずっとやってきた音楽と同じだと感じました。
ーでは、そのCMがきっかけで就職を始めることにしたんですね!
はい、なので就職活動をスタートしたのは大学3年生からでした。広告業界の説明会にいくつか参加し、夏にGMO NIKKOの2Daysインターンシップ「SHIBUYA AD CAMP」に参加したのち、本選考を受けて内定をいただきました。
入社の決め手は、インターンシップで体験したWebプロモーションの企画立案が楽しかったことと、GMO NIKKOの社風や雰囲気が自分にマッチしていると感じたことです。
就職活動はコロナ禍真っ只中で、不安もありましたが、採用担当の方をはじめとしてどんな些細なことも相談に乗ってくださったこと、また入社後のフォローも手厚いことを知り、ここなら安心して就職できると感じました。
ー上京することや、一人暮らしをすることに不安はありませんでしたか?
私はずっと実家暮らしで、家族も友達もいない東京で1人暮らしをすることに少し不安もありました。しかし、内定者インターンを通して先輩方に相談した時に同じ境遇のメンバーも何人かいたので、心強かったです!
正解がない中で自分たちで正解をつくる
ー現在はどの部署の業務が中心でしょうか?
現在は、ブランド戦略部 ショートムービーチームの仕事が9割を占めています。ショートムービーグループは、2023年1月に新設された部署です。クライアントの課題に対して、TikTokを中心としたショート動画(縦型短尺動画)を用いたコミュニケーション設計、企画提案をおこなっています。新しい領域である縦型動画を活用してGMO NIKKOの新たな武器作りに貢献しています。
具体的には、ご依頼をいただいたら、業界分析や過去事例の調査、戦略の決定、キャスティング、撮影、動画制作、配信、分析を一気通貫でおこなっています。GMO NIKKOではまだ実績も知見も少ないので、2022年11月から資本業務提携をしているByteDance株式会社と連携しながらおこなっています。
プライベートでTikTokをみている時に、偶然私が担当した案件の動画が流れてくると、「本当に届いているんだ!」と実感することができ、やりがいを感じます。
ーどんなメンバーがいるチームですか?
現在は6名でチームが構成されているのですが、メンバー全員が仲が良く、楽しい雰囲気です。ただ「仕事は本気」をモットーにしており、熱い想いをもっている人が多いので、時にはぶつかることもあります。
また、学生の長期インターン生も10名程在籍しており、TikTokの動画制作をお任せしています!
私たちは、提案する側として、誰よりもTikTokについてくわしくなければならないと思っているため、メンバー全員自身のTikTokアカウントを持っており、TikTokerとして活動しています!
全員が少しでも時間があればTikTokを見て、TikTok動向の最新情報を集め、いい動画があればお互いに共有しあっています。素敵なチームメンバーに囲まれ、充実した毎日を過ごさせていただいているなと常に思っています!
ー平井さんは入社されてから新設された部署に所属していることが多いですが、新しいことにチャレンジすることは大変ではありませんか?
もちろん大変ではあります。新卒1年目で、そもそも何が普通なのか、他の案件ではどう動いているのか、どうするのが正解なのか、分からないことだらけの毎日でした。でもバディの先輩にいつもアドバイスいただいている通り、新しい取り組みは「正解がない」です。
チームで日々動いていく中で改めて、「自分たちで正解にしていくしかない、私たちの動きを正解にしたい」という気持ちで何事も諦めずに挑戦しています!
GMO NIKKOを引っ張っていく存在に
ー仕事する中で心がけていることはありますか?
上長への相談や報告の仕方については常に心がけていることがあります。
私は、社長室のトップクリエイターグループに所属させていただいていたので、入社直後から佐久間社長をはじめ、新卒ではなかなか関わることが少ないハイレイヤーの方々と一緒に仕事をさせていただいていました。
当初、上長に案件の今後の進め方について報告をする際に「こういった状況にあるのですが、どうしたら良いでしょうか?」と意見を求める聞き方をしていました。
しかし、トップクリエイターグループの現場レイヤーは、私と私のバディである先輩2名しかいません。いつまでもバディの先輩に頼っているわけにはいかない、もっと自立して自ら動いていく必要があると感じました。
それ以降、お忙しい先輩や社長や役員などハイレイヤーの方に相談・報告をする際は、ご意見を伺うだけではなく、自分の意思を込めて相談するように変えました。今では「こうしたいので、こうします。」と自分で決めた内容の報告ができるようになりました。
ー今後の展望を教えてください
これからはプランニング力、クリエイティブ力を強化して、皆さんに頼っていただける、社内外に影響を与える存在になりたいです。
またNatee社と連携し、タイアップや運用型広告・アカウントの運用・ブランド向けの縦型CMの提案を、サムライ社と連携し、タイアップだけでなくYouTube番組の提案をおこない、TikTokの代理店売り上げNo.1となり、GMO NIKKOの認知拡大に貢献したいです。そして、来年のTikTok for Business Agnecy Awardを受賞することが目標です。
これからもワクワクした気持ちを持ちながらもっと高みを目指し、GMO NIKKOを引っ張っていきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回はGMO NIKKOの平井さんにインタビューしました。
平井さんの一日をTikTokにて公開中!
平井さんはどんな一日を過ごしているのかチェックしてみてください。